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再スタートに役立った「ミニマリズム」の発想

人生の節目や離婚など、再スタートを切るタイミングでは「生活とお金の整理」が大きなテーマになります。

私自身も離婚を経験し、将来への不安や資産の減少を実感する中でミニマリズムを組み合わせることで生活が大きく変わりました。と言ってもどちらも、自分なりにいいとこ取りをした程度ですが…

ミニマリズムは、物理的な整理だけでなく生活の優先順位を明確にし、精神的余白と集中力を生み出します。

再スタートの生活にミニマリズムの視点を加えることで効率的かつ安心して整えることが可能です。この記事ではミニマリズムが日常にどのように役立つか、私の実体験を交えながら具体的な方法とポイントを解説します。


再スタートに必要な「整理と最低限」の発想

再スタートの際、直面するのは以下のような課題です。

生活・お金・時間の整理

  • どこに住むか、というより住めるか
    • 家賃に敷金礼金を加えて、冷蔵庫などの家電に引越し費用。盛りだくさん。
  • いくらあるか、というより残るか
    • 新居に移る準備でお金はいくらかかり、いくら残るか。
  • いつまでに何をしなければいけないか
    • 引越しに伴う光熱費関連の手続き、市役所関連、サブスクなどのネット関連。住所を変えるとなると手続きも期限付きで迫ってきます

財産分与による個人資産の減少と、振り込まれるまでの口座の資金不足

上記の整理をした上で財産分与が整理できるまでに使える資金がいくらあるかで大きく選択肢が変わります。

私の場合、100万円に満たない金額しか手元にない状況で日々の生活をしながら進めなければならず、精神的にかなり追い込まれました(本当にきつかったです)。

いざとなったら金融機関での借金も考慮しなければならない不安が3ヶ月ほど続きました。

でも、この状況でミニマリズムの相性が生きてきます。

  • 自分にとって有益な情報を、自分の意思と責任で取捨選択する
  • 誰もが持っているスマホで情報収集。
  • 格安新生活スタート方法などで検索したりすると新しい視点が見つかる
  • 単身なら引越し業者より便利屋活用
  • ベッドを買うより蛇腹すのこ&3つ折りマットレス
  • 量販店に行く時間ないならネットで買う

この時に知ったのがまさにミニマリズムでした。

最低限必要な物で生活していく。

限られた自己資産の中で必要最低限の物品を揃え、次の引っ越しも視野に入れるという冷静な視点を持って判断ができました。


ミニマリズムで生活を軽くする

ミニマリズムは、物理的な整理を通じて精神的余裕を作るだけでなく、日常生活の効率化や資産運用のための意識づくりにも役立ちます。

家の中の整理・断捨離で得られる効果

  • 床に置きっぱなしの本や、いつ使うかわからない服、雑貨などが多いと、無意識に思考が分散され、ストレスの原因になります。
  • 不要なものを取り除くことで、部屋がすっきりし、頭の中も整理される感覚を得られます。
  • 情報の整理も同様で、テレビや過剰なSNS閲覧をやめ、必要な情報をスマホで自分の意思で取りに行くことで、時間を奪われることがなくなります。

時間と集中力の確保

  • ミニマリズムによって生活環境が整うと、筋トレ・読書・勉強など、自分が本当にやりたいことに時間を集中できるようになります。
  • また、物が少ない生活は、行動や決断の自動化を促し、日常の疲労感やストレスを軽減します。

支出管理と投資への好循環

  • 不要な物を排除し、必要なものだけで生活する意識を持つことで、無駄な出費を減らし、投資資金を確保しやすくなります。
  • 生活のシンプル化と資産形成は相性がよく、心とお金の両方に余裕を生む効果があります。

ミニマリズムを取り入れるメリット

ミニマリズムは単なる物の整理だけでなく、時間・お金・精神の最適化にも大きく役立ちます。

1. 時間の最適化

  • テレビを捨てることで、受動的に時間を消費する習慣を減らす
  • SNSやYouTubeの閲覧時間を制限し、必要な情報だけを自分の意思で取得
  • 流される時間を減らすことで、筋トレ・読書・学習など、本当にやりたいことに集中できる

なかなか踏み切れない人はアプリで「人生の残り時間」を調べてみてください。自分で思っている以上に残りの人生の時間は限られていて、その中でやりたいことに挑戦できる機会は少ない。それなのにスマホをスクロールする時間で毎日を消耗して良いですか?

2. お金の最適化

  • 食事を固定化し、サブスクは必要最低限に絞る
  • 物を購入する前に「手放す手間」や「リユースの可能性」を意識する
  • 欲しいものは写真に撮り、1〜2か月後も本当に必要かを確認してから購入
  • 不要な出費を抑え、投資資金や貯蓄を捻出しやすくなる

自分にとってその買い物が消費なのか、投資なのか、投機なのか。それは冷静になった時に感情を排除して考えられないとできないことです。落ち着いて「考えた上で買う」。これが今、私が大事にしている視点です。不要なものを手に入れるために人生の大事な時間を仕事に使っているわけではないので。

3. 精神的ストレスの軽減

  • 物が少ない部屋は想像以上にスッキリして、思考が整理される感覚を得られる
  • 考えなくても日常行動が自動化されるため、疲れにくくなる
  • 自分の意思で物事を選択・決定しているという満足感や充実感を得られる

ミニマリズムを取り入れて、何よりも判断に日々のエネルギーを使わなくていいことが一番の効果でした。洋服を選ぶ、食事を考えて作る、掃除洗濯などの家事。これらが自動化されるので迷うこともなくなり、面倒と感じることも減ったので整理整頓された状況が継続され、身も心も整います。


まとめ

  • 人生の再スタートにミニマリズムを組み合わせることで、生活を整えやすくなる
  • 時間・お金・情報の最適化が可能になり、精神的ストレスも軽減
  • 日常の整理を一歩ずつ進めることが、再スタート成功の秘訣です

物が少ない中に新しいものを入れることに抵抗が生まれてきたら、もう立派なミニマリストだと私は思っています(明確な基準はないですし)。

あなたも今の生活にチョコっとだけミニマリズムを取り入れて、自分の人生を自分らしく生きる選択をしてみませんか?

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